食卓から宇宙まで/金属素材の使われ方/(32)橋梁とワイヤロープ
ワイヤロープ(鋼索)は、1830年代にドイツで発明され、より線機の発達とともに日本では120年余り前に国産化を果たして以来、あらゆる産業分野で広く採用されている。われわれの日常生活で直接その姿を見る機会も多く、ロープウェイ、ゴンドラやケーブルカーをはじめ、交通インフラはその代表的なシーンに挙がるだろう。 橋梁もまた、人やモノの往来には欠かせ...
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