三菱マテリアルは21日、車載用小型端子などの素材に適する特長を持つ銅合金「MSP5」の量産化を始めたと発表した。 高水準の強度と導電性、熱に対するばねのへたりにくさ、成形性などを誇る合金。サンプル出荷を重ね、開発から6年後となる今年、量産化にこぎ着けた。「自動車の電装化がスピーディーに進んだため、他の銅合金に比べて開発から本格生産までの期間...