物質・材料研究機構と産業技術総合研究所、科学技術振興機構の3者は16日、熱を電気に変えられる熱電発電材料で、高価なテルルを使わない新合金を開発したと発表した。新合金はマグネシウム・アンチモナイド系の合金に微量の銅を加えたもので、主流のビスマス・テルル系に匹敵する熱電発電効率を達成した。今後は企業との共同研究を模索し、2028年度をめどに実用...