沖電気工業子会社の沖電線(本社・川崎市中原区、社長・山口英雄氏)は2022年度までをめどに放電加工用の黄銅電極線の販売数量を2600トンまで伸ばす。19年度は2300トンで3カ年で1割強の拡販を狙う。電極線は黄銅線を髪の毛ほどの太さにした部材。通電して金属を切断するために用いられ、金型加工などが主力用途。同社は昨年度に顧客の加工品質を向上さ...