東北地区の一般鋼材市況はメーカー主導で強含み調を保つが、流通では引き合い、荷動きに精彩を欠く。需要低迷を受け例年以上に1~3月期に契約残の積み増しができなかったとの声が聞かれる。新年度入りしたものの、需要復調の兆しは不透明で厳しい販売環境でのスタートとなった。コロナ禍で挨拶回りや新規商談を控える動きもあり、営業活動の遅滞も懸念。 鉄スクラッ...