大手磨棒鋼・CH鋼線メーカー、宮崎精鋼(本社・名古屋市中川区、社長・宮崎元伸氏)は、主力拠点である知多工場(愛知県東海市)の熱処理部門を大幅に増強する。年内に20トンプレミアムSTC炉2基を発注、来年末までに本稼働をスタートする方針を固めた。投資を通じて品質安定化、コスト低減を図るとともに、旺盛な自動車関連需要への対応力を高めたい考え。