中部電炉は23日、鉄スクラップ購入買値をさらに500円引き下げた。地区実勢はH2=3万9千~4万1千円。関東地区における新規輸出成約の伸び悩みが影響した。ただ、中部電炉では当月、高水準な粗鋼生産を計画。原料需要は底堅い。模様眺めの展開が続こう。 業界筋によると、配船難によるフレート高が依然解消されていない。輸出成約が滞る要因となっている。関...