電炉用黒鉛電極の国際価格に反転の兆しが出てきた。欧米やアジア市場で需給が引き締まり始めたためで、国際価格が上昇すれば約2年ぶりとなる。日本の電極メーカーは今後、輸出向けを中心に価格引き上げを検討する公算が大きい。