韓国鉄鋼準大手の東国製鋼が暫定値として発表した20年12月期連結決算は、純利益が673億ウォン(約60億円、前期は817億ウォンの赤字)となり、3期ぶりの最終黒字だった。電炉による棒形鋼事業や単圧のカラー鋼板事業が好調だったほか、厚板事業やブラジルのスラブ合弁事業、ペセム・スチール(CSP)の損益も改善。総じて「追い風」が吹いた形で、200...