関西地区普通鋼電炉上場5社の20年4~12月期決算は全社が減収減益となった。共英製鋼・大和工業・合同製鉄・大阪製鉄の4社が業績予想を修正し、スプレッド悪化などを理由に前回予想に対して減益とした。鉄スクラップ価格の急騰に伴い1~3月期業績が悪化する見通しにある。 メーカー各社はスクラップ高に対応するため、販価への転嫁を進めるが、まだ出荷ベース...