三菱商事が3日発表した20年4~12月期連結決算(IFRS)によると、金属資源グループの純利益は前年同期比53%減の548億円にとどまった。原料炭の価格下落などが響いた。 通期見通しは630億円。鉄鋼製品などを扱う総合素材グループの純利益は12億円だった(前年同期は206億円)。鉄鋼製品事業の持分利益減少に加え、炭素事業の事業利益が減少した。