三井物産が3日発表した20年4~12月期連結決算(IFRS)によると、鉄鋼製品部門の最終損益は28億円の赤字(前年同期は35億円の黒字)にとどまった。通期は純利益ゼロの見通し。鋼材市況の回復を織り込み、従来予想(50億円の赤字)から上方修正した。 金属資源部門の4~12月期純利益は769億円で前年同期(1359億円)に比べ半減した。先ごろ売...