鉄屋稼業60余年、鋼材販売ひと筋に生涯現役を貫き、長く宮田鋼材の「顔」だった2代目・掛布誠治前社長。 鋼材をじかに担いだ経験を持ち、鉄屋を興した明治生まれの旦那衆から「商売のイロハ」を吸収しながら地に足つけた商いを通じて感性を磨く。それを武器に幾多の景気浮沈を生き抜き、会社を舵取りした。 「相場は生き物」が口癖で「商人は儲けてナンボ」が信条...