山陽特殊製鋼(社長・樋口眞哉氏)は22日、特殊鋼製品の構造用炭素鋼・構造用合金鋼・軸受鋼の販価を今月契約分からトン当たり1万円値上げすると発表した。主原料となる鉄スクラップ価格の高騰などが理由となる。また、同社は今後の鉄スクラップや諸資材の価格動向しだいでは、「さらなる価格改定を検討せざるを得ない」としている。 今回の価格改定は、鉄スクラッ...