東京地区のH形鋼は上値を追う展開が続く。ただ18日公表のメーカー建値では、日本製鉄が1万円値上げ、東京製鉄が据え置きと対応が分かれた。流通段階での価格転嫁の動きを抑えることにならないか気掛かりだ。 土木向けの需要は、12月中旬以降から出荷が鈍化している。年明けに少し戻ったが、足元は再び落ち着いている。建築も動意は薄く、ただ値上げを控える流通...