非木造建築物で鉄骨造(S造)に並ぶシェアを占めるのが異形棒鋼など小形棒鋼を用いる鉄筋コンクリート造(RC造)だ。国土交通省の建築着工統計によると、2020年4~11月のRC造着工床面積は前年同期比3・5%減と、15%減のS造に比べて下げ幅は小さい。だが足元では施工単価が弱含みであるにもかかわらず、鉄筋価格が急騰している。担い手不足の要因でもあ...