財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに10月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、なお前年割れは続いているものの冷延鋼板や表面処理鋼板といった下工程製品や線材などの輸出量が全体的に持ち直した。世界的に自動車生産が回復してきたことが反映されてきたものとみられる。(カッコ内は前年同月比)