建築副資材市場は需給が緩和した状況で2020年下期(20年7月~12月)に入った。鉄骨需要が精細を欠く中、各品種とも年明けから前年同月を割り込む水準で推移。秋口以降の持ち直しを期待する声が聞かれるが、新型コロナ禍による経済の停滞や自然災害の発生でどのような回復軌道をたどるか不透明感を払しょくできず、市場関係者は気を揉んでいる。 日本溶接材料...