関東鉄源協同組合(理事長・山下雄平ヤマシタ社長)が10日に実施した12月契約の鉄スクラップ輸出入札は平均3万8710円(H2、FAS)と2010年4月契約以来10年8カ月ぶりの高値で落札された。前月比での上げ幅は8105円と過去最大。輸出価格の急伸はベトナムなど海外の鉄スクラップ需要の強さが直接的な要因だが、その背後には中国の旺盛な鉄鋼内需...