北陸地区の鉄スクラップは荷動きが乏しい中、輸出価格が国内市況をけん引する格好。東京製鉄が22日より全工場で購入価格を引き上げ反発した。当地の輸出業者も新断など上級品種を中心に買値引き上げに動いている。 地区発生は、コロナ禍による経済活動の停滞で解体・工場発生とも大きく減少する一方、製品需要の落ち込みに対応し、電炉各社は減産姿勢を継続。目先も...