日本溶接材料工業会(会長・山本明神戸製鋼所専務執行役員溶接事業部門長)が溶接材料についてまとめた2019年度の出荷量は、前年比2・3%減の24万4220トンだった。建築鉄骨向けの動きを反映し、年度の前後半で増減が一変。夏場を境に前年同月を割り込む水準が続き、上期(19年4~9月)の伸びを超える落ち込みとなり、前年度に続くマイナスとなった。出...