全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)統計によると、2019年度のステンレス鋼板販売量は前年比3・5%減の68万8千トンで5年ぶりに減少した。16年度から3年連続で70万トンを超えたが、19年度はニッケル系冷延の在庫調整局面が長期化した影響もあり、70万トンを下回った。加工量は同5・2%減の107万4千トンだった。 ニッケル系冷延販...