アジアの熱延コイル市況を押し下げてきたインド材の輸出攻勢に、若干の変化が出始めている。これまでトン当たり390ドル程度だった提示価格が400ドルへと切り上がり、商社筋によるとベトナムのリローラー向けで少量ながら成約したようだ。インド勢の安値オファーでアジア市況はノミナル化の様相を見せていたが、ようやく底値が定まる可能性がある。 インド勢のオ...