日鉄ステンレスは店売り向けニッケル系冷延薄板の4月契約で3割程度の受注抑制を継続する。3月契約では3割以上の受注抑制を実施した。店売り市場の販売状況が振るわず、輸入鋼材の高水準の入着が続く中、市中では在庫過剰感が高まっている。同社は市場環境の維持と早期の在庫適正化に向け、店売り向け受注抑制を継続する。一方で輸入鋼材の急増について、「日本のス...