関東地区の店売り黄銅棒マーケットが急速に冷え込んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大で金属価格が急落したことを受け、扱い筋の在庫品が軒並み逆ザヤ化。またユーザーの生産縮小などを受けて荷動きも鈍化している。扱い筋は〝市況安〟と〝需要減〟の二重苦を強いられている。 黄銅棒価格の指標である国内電気銅建値は、19日に5万円下落の55万円に値を下げた...