日本製鉄は、マレーシアの電気亜鉛めっき鋼板(EG)事業、ニッポン・Eガルブ・スチール(N―Eガルブ)での生産を6月にも終了し、年内に会社を清算することを決めた。採算の改善が見込めない海外事業から撤退し、成長分野へと経営資源を振り向ける施策の一環。N―Eガルブの休止後は、東日本製鉄所君津地区と瀬戸内製鉄所広畑地区からEGを輸出し、現地顧客へ供...