東京製鉄が16日公表した4月契約分の鋼材販売価格の全面引き下げ。価格改定は6カ月ぶりで、下げ幅も5千~9千円と前回よりも大きかった。関東や関西の流通関係者からは「鉄スクラップ購入値と製品価格に差が出ていたので、いつかは下げると覚悟していた」と受け止める声が聞かれた一方で「今回で底を打てばいいが、まだまだ先行きは不透明。さらなる値下げもあり得る...