日本鋳造(社長・鷲尾勝氏)は、素形材事業(鋳鋼・鋳鉄品)で20年度(21年3月期)は2年ぶり経常黒字化を見込む。機械加工設備増強による機械加工の内製化や、現場改善活動による生産性向上などで19年度の製造コストは前年度比3%低減した。20年度はコスト削減効果を拡大させる一方、半導体製造装置関連需要の回復などによる売り上げ増も見込む。