市況は横ばいながら足元は強含み気配も出てきた。2月は総じて市中発生が少なかったことに加え、市況安を背景にヤード業者では出荷を手控える動きも散見された。 これを受け需給は緩やかに引き締まり、地場メーカーに在庫確保の動きが出てくるとみている。目先強含みとはいえ、鋼材生産は低調に推移するほか、コロナウイルス感染拡大の影響で先行き不透明感は否めず、...