日本鋳鍛鋼会によると、2019年の鋳鍛鋼生産量は鋳鋼(鋳放)が前年比8・8%減の15万3千トン、鍛鋼(打放)が同8・3%減の58万3千トンだった。前年割れはともに3年ぶり。17、18年は建機、自動車関連がけん引役となりプラス基調だったが、19年は一転して前年同月割れが続き、特に8月以降の水準が落ち込んだ。 鋳鋼は主力2機種が不調で、建機向け...