UACJ(社長・石原美幸氏)の2019年4~12月期のアルミ板販売量は、前年同期比4・8%増の85万2千トンだった。自動車材販売は軽量化需要などを捕捉したこともあり堅調に推移したが、米中貿易摩擦の影響などを受けて半導体・液晶製造装置用厚板販売が停滞。国内の缶材も微減にとどまった。しかしながらタイや米国のアルミ板拠点が缶材販売を伸ばしたことも...