関東地区の鉄スクラップ市況は弱含み。東京製鉄宇都宮工場がこれまで各500円だった下げ幅を6日からは1千円に拡大。急ピッチの値下げにより、市中には一段と弱気ムードが広がっている。トルコなど海外市況の軟調が続く中、新型肺炎の拡大による世界経済への悪影響から輸出の先行きに不安感が強まっていることも市況の先安材料。東鉄宇都宮が6日に定修を終えるため...