首都圏における薄板3品や厚中板といった鋼板類の商いは、2月に入っても一向に復調の兆しがみられず、むしろ先行き不透明感が増した感さえある。流通扱い筋では「新型肺炎の拡大が店売り末端市場に与える直接的な影響度は少ないにせよ、広く経済活動に支障を来たせば必ずその余波を被る」としてその動向を懸念視。「弱気を助長するのでは」といった不安や警戒感も出始...