日本鉄鋼連盟および財務省貿易統計によると、2019年暦年の普通鋼鋼材輸入量(普通鋼用途とみられる中国製合金鋼を含む)は前年比で約8%、約40万トン増の約517万トンとなった。内需は低迷していたが、海外相場の下落に伴い輸入材に割安感が生じた結果、日本への流入量が増えた。 主な品種別輸入量は、熱延薄板類153万6894トンで前年比5・2%増、冷...