日本鉄鋼連盟が23日発表した2019暦年(1~12月)の国内粗鋼生産量は前年比4・8%減の9928万トンにとどまった。5年連続の減少で、2009年以来の1億トン割れとなった。上半期(1~6月)は5100万トン超と年率換算で1億トンを上回ったが、鋼材需要が急減した下半期(7~12月)が4820万トンにとどまったことで大台を下回った。