神戸製鋼所は高張力鋼板(ハイテン)とアルミ押出材を組み合わせた電気自動車(EV)向けの電池パック筐体を試作した。米テスラのEV「モデルS」に搭載されているアルミ製の筐体と比べ、同等の強度を維持しながら約1割軽量化できる。異なる材料を組み合わせたマルチマテリアル型ならではの軽さや安全性、コストを自動車メーカーなどに提案しており、早期の初採用を目指す。