日本溶接材料工業会(会長・山本明神戸製鋼所常務執行役員溶接事業部門長)がまとめた、昨年11月における溶接材料の出荷量は、前年同月比7・9%減の2万246トンだった。単月で2万トンの大台は維持したものの、需要が端境期に入った建築鉄骨向けの一服感が顕在化するなどして前月に続くマイナスとなった。 主な品種別では、被覆アーク溶接棒が13・4%減の2...