昨年は鉄スクラップ地区相場が下がり続けたが、11月から小幅反発し一息ついた格好で越年した。地場メーカーは買い意欲が減退しており、需給は緩やかに推移。年越し後もスクラップ出荷量の伸びは望みにくい。年明け以降の市況も強いとは思えず、海外市況の上昇が一息ついたら、再び弱気傾向に戻るのではとの懸念がある。 昨年末にはメーカーが今年2月に高炉1本を稼...