年明けの非鉄金属相場は荒れた展開で幕を開けた。年初2日のLME(ロンドン金属取引所)価格は、中国の景気刺激策への期待感から銅などが堅調な値を付けたが、翌3日は米国とイランの対立激化を懸念した投機筋のリスクオフの動きから全面安の展開となった。政治的・地政学的リスクは昨年も価格を乱高下させる一大要因だったが、今年も似たような展開を予想させるよう...