宇都宮にある「鐵のデパート」こと植木鋼材の創立者。現在は会長の立場で妻・悦子専務とともに長女の揚子社長を支えつつ、日々の社業に従事する。 干支を迎えたことに特別の感慨はなく、それよりも来年春に控えた創立60周年に思いをはせる。「創立者として後世に何か自分の足跡を残したい」と思案し、自らの銅像を製作した。台座に記した「一代記」の一節には「激動...