杉田電線(本社・さいたま市岩槻区、社長・杉田幸男氏)は2019年末に軽量・高強度なカーボンナノチューブ線材の量産ラインを導入した。基板上にカーボンナノチューブを合成する設備で、本社工場に設けたクリーンルーム内に設置。現在は合成時の温度など最適な運用条件を模索している段階で、2020年内には医療機器用の電極向けなどで事業化したい考えだ。 カー...