――日本のアルミ業界にとって19年はどういう年でしたか。 「19年は通商問題が顕在化する中で、国内景気も停滞した1年だった。こうした中、アルミ圧延品生産量は前年を下回る水準になるとみているが、分野によって強弱があった。まずプラスだったのは自動車材。国内でも自動車の軽量化ニーズが高まり、パネルなどアルミ部材を採用する車種、部位が増えたことが背景...