――メーカーとして、20年の普通線材製品業界の総括を。 「先行きが不透明な中、活路を見出すための取り組みに追われる一年だった。昨年初春ごろは中国からの釘製品の輸入が滞り国内の品薄感が目立った。6月ごろには輸入が正常化し始めたが、一時の品薄で多めに在庫を積んだ問屋・流通からの引き合いが減り土木・建築向けともに活気薄。その後、下期からは徐々に回復...