冨士色素グループのGSアライアンス(社長・森良平氏)はこのほど、金属有機構造体(MOF)という多孔性物質を用いたリチウムイオン電池(LiB)用の電極を開発したと発表した。亜鉛系のMOFをベースにした電極を用いることで、約100mAh/gの電池容量を50サイクル以上安定に示すことを確認した。同社によると今回の成果は「新しい分野の電極材料を産業...