労働節明けの中国鉄鋼市況は、上値の重い展開となっている。 中国市況は、熱延コイルで先月に5~6カ月ぶりの高値となるトン当たり4100元(増値税込み)台を付け、年初来高値を更新した。ただ米中貿易交渉の雲行きが怪しくなった先週には上海先物市場で100元ほど値を下げ、現物市場の上昇機運も後退している。 米国は「スーパー301条」で10日から電機製...