大手構造用鋼流通のカネヒラ鉄鋼(大阪市西区)は、4月1日に創業180年を迎えた。同社は江戸時代の後期、1839(天保10)年に大阪市で創業。以来、特殊鋼メーカーの設立や鉄筋加工への進出など数々の変遷を経ながら現在の構造用鋼流通としての確固たる地位を築いてきた。この長い歴史と今後の事業展望を創業家出身の山本武男会長と嶋岡廣社長に聞いた。(橋川 渉)