関東地区の鉄スクラップ市況は弱含み。東京製鉄宇都宮工場が先月28日に続き、3日からも買値引き下げを実施。様子見ムードの強かった市況は基調が弱まった。新年度入り直後ながら先安観が台頭したことで足元のメーカー入荷は好調。一部では荷受け止めや荷受け制限が指摘され、市中では「東鉄宇都宮はさらなる買値下げに動くのでは」(ヤード業者)との声が聞かれた。...