平成の30年間で銅電線の国内の需要規模は約4割、伸銅品は約3割の大幅減となった。顧客の海外シフトや機器の小型化、競合素材の開発などで内需は激減したが、電線・伸銅品ともに海外需要拡大や高機能・高付加価値化により、需要構造は30年前とは大きく変わった。銅電線 平成が幕を開けた1989年の銅電線国内出荷は約111万トン。18年には70万トンまで減...