非鉄流通大手の白銅(社長・角田浩司氏)は2月、滋賀工場(滋賀県蒲生郡)に全自動6面フライス加工機を導入した。設備投資額は約2億円。中長期的な液晶製造装置需要の増加や生産性向上のため、ステンレス厚板の加工能力を引き上げた。液晶製造装置を中心とした産業機械部品などに利用されるステンレス部材の加工を自動化し、顧客対応力の強化を目指す。