ものづくりの集積地・東海地区で、コイルセンターや薄板シャー業者から加工賃体系の見直しを求める声がさらに強まってきた。高度成長期に基礎ができた実質「定価制」の体系。当時からすでに半世紀が過ぎ「適正を欠いている」との議論だ。運賃や人件費、その他諸コストが上昇を続ける中、地区メーン需要先の自動車向けは「自動車産業適正取引ガイドラインに抵触する」とさ...